弁護士 中山 弦– Author –

2006年 弁護士登録(愛知県弁護士会)
名古屋第一法律事務所所属
NPO法人あいちあんきネット理事
2020年~ コープあいち有識者理事
労働、相続、建築、倒産等をはじめとする一般民事、
中小企業法務を幅広く取り扱うとともに、フランチャイズ
分野の法的支援にも注力。中小企業事業者の支援にあたっては
単なるトラブル解決にとどまらない「事業の発展に結びつく解決」
を目指している。
-
フランチャイズ契約の違反と違約金
フランチャイズ契約書には、フランチャイズ契約の違反があった場合には一定の違約金を支払うべき旨が記載されているケースが多くあります。 支払うべき金額は、特定の金額が記載されている場合もあれば、月額ロイヤリティの何ヶ月分という記載の仕方がされ... 弁護士 中山 弦 -
コンビニフランチャイズにおいて売上予測等の情報が不正確であったとして損害賠償請求が認められた例
フランチャイズ契約締結の過程でフランチャイズ本部から示される売上予測等の情報は、一般的にいっても加盟店がフランチャイズ契約を締結するかどうかを判断する上で極めて重要な情報となりますが、とりわけフランチャイズ本部があらかじめ一定の市場調査... 弁護士 中山 弦 -
フランチャイズ本部に対する損害賠償請求(情報提供義務違反)
フランチャイズ契約を締結し事業を開始したものの、赤字続きでやがて立ちゆかなくなるというケースは残念ながら少なくありません。 加盟店としては、フランチャイズからの脱退をしたくても、既に多額の資金を投入してしまっていることに加え、中途解約によ... 弁護士 中山 弦 -
ベーカリーカフェのフランチャイズにおいて収支予測義務違反を否定した裁判例
フランチャイズ本部は、フランチャイズ契約締結にあたり客観的かつ的確な情報を提供すべき義務を負っています。そして加盟を検討する者にとっては、フランチャイズに加盟した後の収益予測は加盟の是非を判断する上でもっとも重要な情報ですから、フランチ... 弁護士 中山 弦 -
コンビニエンスストアのフランチャイズ契約においてフランチャイザーの説明義務違反が認められた裁判例
【事案の概要】 コンビニエンスストアのフランチャイズ契約においてフランチャイズ本部の説明義務違反が認められた例(千葉地方裁判所平成13年7月5日判決)をとりあげます。 本件で訴えを起こしたのは、コンビニエンスストアの加盟店3名(個人2名、... 弁護士 中山 弦 -
コンビニフランチャイズにおいて、フランチャイザーによる情報の不開示について義務違反を認めた裁判例
フランチャイザーの情報提供義務違反が問題となる場面は、厳密にいうと ①フランチャイズ本部が、加盟店に対して情報を提供したが、その内容が不正確なものであった(適確なものではなかった)場合 ②フランチャイズ本部が、加盟店の判断にとって必要な情報... 弁護士 中山 弦 -
サンドウィッチ店のフランチャイズ契約において適切な情報の不提供による損害賠償請求が認められた裁判例
フランチャイズ加盟店は、通常、フランチャイズ本部と比較べて当該事業について知識経験が圧倒的に乏しい立場にありますが、他方で、あくまでもフランチャイズ本部とは独立の企業体として、自らの判断とリスクにおいて経営を行うことが求められます。 その... 弁護士 中山 弦 -
クリーニング店のフランチャイズにおいて本部の情報提供義務違反を認めた裁判例
フランチャイズ契約における情報提供義務違反を巡っては、そもそも情報提供義務違反があるのか、(違反があるとして)加盟店に認められる損害とは何か、加盟店にも落ち度があるとして過失相殺をすることができるのかといった点が問題になります。 ここでは... 弁護士 中山 弦 -
事業の適法性に関するフランチャイザーの説明義務違反が認められた裁判例
フランチャイズで営む事業が法令に違反しないことは、事業を行う上でのいわば最低限の条件ですが、ときにこの最低限の条件さえ疑念が生じる場合が出てきます。このような場合に、フランチャイズ本部にはどのような責任が生ずるのでしょうか。また加盟店に... 弁護士 中山 弦 -
乳酸菌飲料の販売網に関して契約締結時の情報提供義務違反が認められた裁判例
契約交渉に入った者は,誠実に交渉を行い,一定の場合には重要な情報を相手に提供すべき信義則上の義務を負い,これに違反した場合には,相手方が被った損害を賠償すべき義務を負います。 「フランチャイズ契約を締結したのに、事前の話と違って全く儲から... 弁護士 中山 弦
12