弁護士 山本 律宗– Author –

2014年12月 弁護士登録(愛知県弁護士会所属)/名古屋第一法律事務所所属
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ノウハウの提供がないとしてフランチャイザーの指導援助義務違反を認めた例
東京地方裁判所平成17年12月26日判決では、ノウハウが不存在であり、指導援助義務を果たしていないことを理由に、フランチャイズ契約の解除と損害賠償請求が認められました。この裁判例について、以下、説明します。 事案の概要 まず、事案の概要は、以下... -
フランチャイズ契約を一方的に解除されたら?対処法と裁判例を解説
「突然、本部から“契約を打ち切る”と通告された…」そんなとき、どう対応すればいいのか分からず戸惑ってしまう方も多いのではないでしょうか。 フランチャイジーにとって、フランチャイズ契約の解除はまさに死活問題です。しかし、本部が一方的に解除を通... -
フランチャイズ契約の更新拒否は違法?続けたい加盟店が知るべき本部の制限とは
「フランチャイズ契約の更新を拒否された」――そんな事態に直面したとき、あなたはどう対応すべきでしょうか。 多くの加盟店にとって、フランチャイズ契約の継続は、投下した資金を回収し、安定した経営を続けるための前提です。しかし、契約期間が満了する... -
フランチャイズと商標
商標とは 商標とは、人の知覚によって認識することができるもののうち、文字、図形、記号、立体的形状若しくは色彩又はこれらの結合、音その他政令で定めるものであって、①業として製品を生産し、証明し、又は譲渡するものがその商品について使用するもの... -
フランチャイザーによる契約解除と標章使用の差し止め
事案の概要 Aは、Bとの間で有名バーガー店の店舗営業を許諾すること等を内容とするフランチャイズ契約を締結し、店舗の営業権として約2億円を支払って、店舗を経営していましたが、Bに対するロイヤルティ料及び広告宣伝費の支払いを遅滞させるようになりま...
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